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田川神幸祭

   2008年 5月17日(土)18日(日)に開催された田川市風治八幡宮の「川渡り神幸祭」は約450年前から受け継がれた祭りです。永禄年間(1558年~1569年)に疫病が流行し、多くの命が失われました。そのため、氏子一同が病気の平癒(へいゆ)を祈願、その成就のお礼として山笠を建立し、神幸祭にお供えしたと伝えられています。

昭和29年福岡県無形文化財民族資料第一号に指定されました。

今年も2基のみこしと11基の山笠が、約6万人の観客の見守る中、彦山川を勇壮に渡りました。山笠は色あざやかなバレンで
飾られ、担ぎてによって、前後に大きく揺する「かぶり」がまつりの呼び物です。17日は彦山川を渡って対岸の同宮の御旅へ
向う「お下り」、18日は逆コースで「お上り」と呼ばれ、お宮に帰ります
 
   
   

まつりIN田川実行委員会

 
   
「まつりIN田川実行委員会」では、川渡り神幸祭を楽しんでもらおうと、様々な取り組みを行っています。石炭かがり火太鼓や綱引き大会、歌謡ショーや舞踊、炭坑節総踊りなどが開催されました。

また、まつり前後に会場の清掃活動やゴミ箱を設置するなど、ゴミのないまつりを呼びかけました。まつりを見学に来た人たちも、まつりを楽しむと共にきれいなまつりをと願って、ボランティア活動をされていました。
日本たばこ産業株式会社の皆さんも ボランティアの呼びかけを行っていました。

 「気分爽快」ゴミを拾ってきました。
伊田小学校では、毎年お祭り用のゴミ箱を児童1人が一つ作っています。箱に「 ゴミはゴミ箱へ」など、いろいろな想いを箱に描いて、きれいなお祭りを呼びかけています。約400個のゴミ箱は会場周辺に配られます。
その想いは伝わったようで、ゴミ箱にゴミが捨てられる光景が見られました。

大好きな彦山川をきれいにしたいと、お祭り後の19日(月)9時から、児童
全員でゴミ拾いが行われました。それぞれ両側の河川敷に別れて、小さなゴミや捨てられたタバコの吸殻を丁寧に拾っていました。祭りでにぎわった河川敷、みんなの手によってきれいな河川敷になりました。

大人のみなさんへ、タバコの吸殻は捨てないで下さい。捨てられた
フィルターが川底に沈んで川がよごれていきます。来年は児童がタバコの吸殻を拾わなくてすむように、大人の私たちが気をつけましょう。

みなさん、彦山川をきれいにしていただきありがとうございました。