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遠賀川フォーラム・・遠賀川の水環境を考える

日時 2010年1月17日(日) 13時30分~17時
会場 ユメニティ直方
主催 国土交通省遠賀川河川事務所
    NPO法人遠賀川流域住民の会 

遠賀川は古代より今日でも流域で生活している私たちの「命の水」です。
 流域には22市町村、67万人が生活しています。

22年前から遠賀川の水質や水量の改善に流域住民は日々頑張っており、現在では約83の団体が活動しています。

今年も7月の大雨で大量のゴミが芦屋海岸に流れつきました。このゴミの内訳は、生活系のゴミが約2割、自然系のゴミが8割です。10年前は約半々でした。

生活系のゴミの減少は活動団体の清掃の成果だと言えますが、問題は自然系のゴミの減少に向けてどうするのか、水質の向上をどうするのか、また一向に減少しないペットボトルや缶類・弁当の空き容器など、課題が山積しています。

この問題解決には流域自治体が連携し、取り組まなければ解決しないと思われます。

私たちの「命の水」が危険な状態にあることを認識し、1日も早い取り組みが必要と遠賀川フォーラムが開催されました。

今回、、北橋 健治北九州市長、松岡 賛嘉麻市長、向野 敏昭直方市長、有吉 哲信宮若市長、加治 忠一香春町長、波多野 茂丸芦屋町長、横枕 篤福岡県河川課長、近藤 修遠賀川河川事務所長の皆様にご登壇いただき、それぞれの立場から報告していただきました。

コーディネーターを務めれたI LOVE遠賀川実行委員会の曽根 靖史氏は、「流域22市町村が環境美化に向けた流域自治体共通の条例制定が早急に必要」と提言、会場から大きな拍手が送られました。


 
北九州市立池田小学校は「ぼくら黒川探検隊」の取り組みと、その取り組みを通して韓国との交流の様子をお話していただきました。  福智町立赤池中学校で取り組まれている「彦山川の河川体験学習」を生徒の皆さんが取り組まれていますが、その取り組みを長年支えられてきた先生に報告いただきました
 
 嘉麻市立宮野小学校(嘉麻市) の生徒の皆さんは「遠賀川を守れプロジェクト」として大好きな遠賀川を
大切にしていきたいと願って、宮野川の調査を行っています。その発表をしていただきました。


ri-da-samitto西日本新聞記事の紹介