2010年遠賀川情報へ
遠賀川中島自然再ワークショップ

遠賀川の河口から11q付近(中間市)に位置する中島は、北九州市八幡西区や鞍手町に接し、周囲約2.5q、面積約30ヘクタール(福岡ドーム4個分とほぼ同じ)の中州です。

都市化が進む遠賀川中下流域において大規模なヨシ原やヤナギ林などの多様な植生や鳥類、哺乳類等、重要な生育・繁殖環境となっていますが、近年では外来種の侵入や乾燥化が進み、中島本来の自然が失われつつあります。

一方、遠賀川中下流域においては、氾濫原的湿地の減少、河道内における湿地の減少、水際環境の単調化による生物多様性の低下、人と川との関わりの希薄化などの課題が生じています。

そこで中島を対象として「湿地の創出」や「人と川との絆の再構築」を目指した計画(遠賀川中島自然再生計画)の実行に向けて事業を進めています。

計画策定にあたっては、皆さんのご意見を基本とし、地域に根付いたものとしたいと考えています。その意見交流の場として2007年から「遠賀川中島自然再生ワークショップ」を立ち上げました。

ワークショップのメンバーにつきましては、当初「中島自然観察ウオーク」等を春・秋に開催し、また、中島に関心のある住民、関係機関に呼びかけて開催してきました。

第22回中島自然再生ワークショップ開催

                              詳しくはこちら


第18回遠賀川中島自然再生ワークショップ

日時  2010年7月18日(日)
会場 中間市ハーモ二ーホール
内容 今年度のスケジュール
     現地作業状況
     ワークショップ日程について
     板谷さんのお話
       市民団体「つやざき海辺の自然学校」代表    


各班に分かれて話し合います。


今後、中島の維持・管理をどのようにしていくか。板谷さんから、現在活動されている「つやざきぅ、海辺の自然学校」のお話や今後、中島を市民にアピールするための企画の立て方などを教えていただきました。とても参考になりました。
 企画とは・・・プラン・動く・評価                                                     
 企・・・人を立ち留まらせる
 画・・・思いを画く
企画の大切さ・・・企画会議を念入りにすることで当日の取り組みは成功する。
           取り組みを100とした場合  企画会議80%  当日の20%の割合で事前の準備が大切。
目標を明確にする  (地域の良さを再発見)
      ○○の体験を通して、◎◎をかんがえるようになり  ××に気付き  △△が分かるようになった。
      このことにより、市民学習につながり内容が深くなり、仲間が増える
 企画  おもい
       理念・使命・社会的意義・存在する意義の集約
       自分が伝えたいこと・・・意欲・面白い・ためになる・分かりやすい
     社会的動向
       誰が望むのか・誰が対象                          マーケティングの調査
     フィール
      
 自然・文化・歴史・人・金                          ポテンシャル調査  
     運営計画
     広報計画

     コンセプト(ねらい)  社会的役割
     事業計画  6W2H
        why      目的・ねらい・なぜ・コンセプト
        when      いつ・期日・季節
        wher      どこで・場所・会場・フィールド
        whom     だれに・対象者・子ども・大人・定員・男女
        who      誰が・主催者・事務局
        what      何を・目的・プログラム
        how to    方法・組織・意味・マネージメント・スタッフ・準備品・広報
        howmach   参加費・助成金・予算
形 (実現・実践につながる)

板谷先生のアドバイス→いきづまったら子どもが喜ぶ企画を考える。