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金辺川 めだかの学校
7月22日 金辺川を楽しむ会

日時  7月22日(木)
会場  香春町 なごみの杜 かわら
     呉ダム渓流公園 小川
主催  金辺川を楽しむ会

香春町は筑豊の名山といわれる「香春岳三山」に抱かれ、そのふもとを金辺川が流れ、呉川・御祓川が注ぎ、西へ流れ、彦山川と合流、さらに遠賀川に流入しています。

「金辺川を楽しむ会」では、遠賀川の源流であることを意識し、『ゴミのないきれいな川」「使った水をきれいに川に返していきたい」と取り組みを進めています。

川のこと、環境のことを学びながら、川をきれいに、子ども達や住民が楽しく川と親しめる水辺環境づくりを目指しています。

7月22日(木)小学2年生から中学生の21人の子ども達とともに「めだかの学校」を開催されました。

 
それぞれ各班に分かれて呉の小川を調査を行う準備をしました。

講師は金辺川のお魚博士、守部さんそして近畿大学の学生さんです。

金辺川には約30種の魚がいます。
特に多い魚は、オイカワとカワムツですが一般的にはハヤと呼ばれています。

絶滅危惧種のオヤニラミやギギ、カネヒラ。名前はよく知っていますが案外少ないメダカ、ドジョウなどもいるそうです。

子どもたちはどんなお魚と出会うことができるでしょうか。
 
   
 
   
   
   
 

 なごみの杜香春でまとめと発表です。
どのような魚を見つけたのでしょうか。
また、どんな魚に会いたかったのでしょうか。それぞれ表にして発表しました。
  
 
 
なごみの杜かわらで、まとめと発表を行いました。
それぞれ班ごとに分かれて、どんな魚がいたのかを表にまとめました。

今回調査した小川は、水のきれいな所で、子どもたちは川の中で、網を使って楽しそうに魚を探していました。石の下を網ですくったり、大きな石を二人がかりでのけて探したりと、魚とりに夢中でした。魚やサワガニを見つけるたびに大きな歓声です。
今回、最も多く子どもたちが採取したのはサワガニでした。魚ではオイカワ・カワムツ・タカハヤ・ギギ・ドンコ・ブルーギル・カマツカなどたくさんの魚を見ることができました。

水生生物ではカゲロウの仲間やカワニナなどが見つかりました。併せて、水質検査(簡易パックテスト)を行いましたが、とてもきれいな水の評価です。

「これからまたくさんの魚が棲めるきれいな川にしていきたい。ゴミをなくそう」と子ども達から感想が出されていました。