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みずべのいきものたんけんたい 

飯塚市立鯰田小学校3年生

飯塚市立鯰田小学校3年生の児童たちは、飯塚市を流れる遠賀川にどのような生き物がいるのか、遠賀川の水はきれいだろうか、遠賀川をもっときれいな川にするためにはなど、川のことについて学習する自然体験教室を飯塚市防災センターで行いました。

6月27日は朝から雨が降って実際に遠賀川に入っての生きもの調査はできませんでした。児童たちも残念。

今回は水質検査と防災センターを見学しました。

水質検査では国土交通省遠賀川河川事務所河川環境課より指導していただきました。 
水のきれいさをはかるために、遠賀川の水と水道水の水を検査しました。
まず、水を見てきれいさや臭いなどを調べます。その後、透視度計を使ってきれいさを数値で測ります。また、CODパックテスト(試薬が入っているキットに水を入れ、きめられた時間後に数値をはかります。水の中にたくさんの汚れがあると試薬と反応して数値が高くなります。汚れが少ないと反応がなくピンク色になります))

その後、水道水に牛乳を一滴落としてどのようになるのかを調べます。

まず、児童たちは班ごとに分かれて調べます。透視度計を使った水のきれいさをはかるのは、1mほどの長い筒の中に十字の文字が見えた所が数値となります。初めて挑戦する児童は片目をつぶってしっかりと見つめていました。「まだまだ見えない」と言いながら十字の文字が見つかるまで必死でした。「見えた」所の数値をみんなで確認しました。遠賀川は  ほどでした。水道水をはかると、「見えた!」とすぐ見えるきれいな水だったので安心したようでした。

続いて臭いや色、CODを使ってパックテストです。

臭いでは遠賀川の水は「甘酸っぱい川の臭いがした」、色は水道水に比べて「濁っている」。水道水は「きれいな色で、いつも飲んでいる臭い」と児童の感想です。
CODパックテストでは水温が21度なので5分ほどたって数値を見ます。まず遠賀川の水です。一人ひとりがキットに水を入れる細やかな作業でしたが、無事に水を入れることができました。
どんな色になるのか興味深く見入っていました。キットの色はピンク色の4ぐらいでした。続いて、水道水です。「皆さんが毎日飲んでいる水道水はどんな結果になるでしょう」講師の先生から尋ねられて、ちょっと心配そうにしていた児童は早速キットに水を入れました。「ちょっとドキドキ」と5分が待ち遠しい様子でしたが。5分経過後、きれいなピンク色にほっとしたように笑顔が見えました。

続いて、水道水に牛乳を一滴落としてはかります。すると、ピンク色からグレーに変わって数値が8という結果になりました。みんなびっくり。「牛乳一滴でもこんなに水が汚れることが分かっていただけたと思います。川はこの積み重ねで水が汚れていきます。みんなのできることで川を汚さないようにする方法などを考えて下さい」と先生の言葉、児童は真剣に考えていました。

調べた結果を発表していただきました。「遠賀川の水は思ったよりきれいでした。水道水に牛乳を入れた水はとても汚れていることが分かりました。」「牛乳や食べ物は残さないように、川に物を捨てないようにすることが、川の水をきれいにしていくことと分かりました。」と発表。

最後に「ぼくたち。わたしたちにもできる!みんなの手で川をきれいに」と、講師の先生から、川を汚さない工夫を教えていただきました。そして、みんなが水を汚さないように、ちょっと気を使うことで水はきれいになり、きれいな川で水遊びができます。お家の人にも今日あったことを話して下さい。」と話されました。

 
 
遠賀川河川事務所の河川環境課の方が講師で教えていただきます。 

   
遠賀川の水はなかなか見えないね。 
   
見えるかな。十字のマークが見えた所が数値になります。 
   
もし、水道水がきれいではなかったら?心配・でも飯塚の水道水はきれいでした。安心! 
   
パックテスト、どんな色に変わるか皆さん真剣に見入っていました。 
 
今日の取り組みで感じたこと気づいたことを記録しています。 
 
川に汚れたものを捨てないともっときれいな川になります。 

防災センター見学

 防災センター見学では飯塚市役所の防災安全係の担当の先生にお話を伺いました。

一番大切なことは自分の命を守ることです。この様な建物に来た場合は非常口を必ず知ることが大切です。東日本大震災は地震や津波の恐ろしさは皆さん覚えていると思います。平成17年には福岡県西方沖を震源とするマグニチュード7を観測しています。飯塚市でも絶対ないということはありません。今日はその時の地震体験やこのセンターを見学してください。そしてもっと防災意識を高めて頂きたいと思います。

このセンターは災害時には円滑かつ、効果的な水防活動や災害時の復旧活動の拠点となります。備蓄資材や土のうを作る砂をおいています。平常時には学習の場として市民に広く利用されています

地震体験では、福岡県西方沖を震源とするマグニチュード7.を体験します。

「地震ですよ、と声がかかったらまず机の下に避難してください。徐々に大きく揺れてきます。」と担当者の言葉に児童たちは不安そうでした、初挑戦です。

 
地震だ!みんな机の下へ 
 
指令室。遠賀川の様子が分かります。 
 
h15年災害の様子の写真。ビデオもみました。 
 
遠賀川の大きな地図がありました。 


児童達の感想

分かったこと気づいたこと

 ・ 救命ボートは外側が固く、木で座るところがあり、それは人を助けるために必要と分かりました。
 ・ 遠賀川は少し濁って、臭いもありました。水道水に牛乳を入れたら変な色になり、数値も上がりました。牛乳を流さないようにします。
地震体験は最初は大丈夫だったけど、途中からだんだん怖くなってきました。体験できてよかったです。 
・  地震体験をして面白かったが、7にくると怖かった。もっと地震のことを勉強したい。
・  テレビで川の情報が見れることが分かりました。あまり見なれないものがいっぱいありました。
 ・ 人は膝の所まで水がくると流されるそうです。水が増えたら無理に逃げないで2階に上がって避難します。
・  大雨が降って膝まで来ると流されるので決して外へ出ないこと。
 ・  地震があるといけないので家族と相談して合う場所を決めて、決めた所に行くようにします。
 ・  大きな地震があったら机の下に隠れて身の安全を守ります。
 ・  会議室には被害にあった写真がたくさんありました。写真を見てとっても怖かったです。
   

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