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i自然体験学習会;飯塚まなび塾

 
 7月28日(土)、飯塚市防災センターと遠賀川河川敷で、飯塚まなび塾の児童が、身近な水辺の環境や自然災害について学ぶ自然体験学習会が開催されました。

遠賀川の水質浄化に楽しみながら関心を持ってもらおうと、NPO遠賀川流域住民の会や国土交通省遠賀川河川事務所、飯塚市が呼びかけて実施されています。

児童たちはまず、防災センターで自然災害についての学習と地震体験をした後、防災センター下の遠賀川の河川敷で2つのグループに分かれて川に棲む生き物調査と救命ボートを使っての試乗を体験しました。その後、防災センターで遠賀川の水の調査と水道水の水の調査を行いました。児童たちは楽しい水遊びを楽しみながら、生き物について、きれいな水とは、もっと遠賀川をきれいにするために、そして自然災害の怖さなど体験を通して学ばれました。

水生生物調査では、川の中に入って早速網を使って探します。「エビが取れたよ!」「メダカがいたよ!」と児童達は大騒ぎ、あちらこちらで歓声が響きます。
「メダカがすばしっこくてなかなかとれなかったけどやっと網に入ったよ!」と嬉しそうにメダカを見せてくれました。また、「これ何という魚」と講師に聞く児童、「あ!ヨシノボリが取れたね、なかなかすばしっこくて取るのは難しい魚なんだよ、良かったね」と講師の説明に、児童は嬉しそうに魚を見つめていました。

救命ボート試乗では日頃乗ることができないボートに大はしゃぎ。ボートの上は子ども達の笑顔と歓声。川の中で泳ぐ児童も川ははしゃぐ子どもたちでにぎわっていました。

水質調査では、遠賀川の水と水道水を調査。水の透明度調べる透視度計やCODパックテストを使って調べました。遠賀川の水は少し濁っていたけど水道水と同じきれいな水でした。
「遠賀川はきれいな川だと分かって良かった。もっと川の中でいろいろなものを調べたい」「川の中はとても気持ちが良かった。遠賀川の水がきれいだったので嬉しかった。遠賀川をもっときれいにしたい」と参加した児童の感想でした。
 

   
 NPO法人久保山理事長より今日の学習内容を説明を受けました。児童は少し緊張気味です、  


飯塚市の防災担当者より自然災害の怖さや河川が氾濫した時の注意点をお話していただきました。「飯塚市でもこれまで大きな災害がありました。自分の命を守るのは自分自身です。まず身の安全を確保してください。」と話されました。

水生生物調査
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   

   
楽しいの一言!やっぱり夏は川が最高!