海が泣いているよ;ゴミのないきれいな浜辺を取り戻そう
参加いただきました皆様本当にありがとうございました。上流の子ども達から「家の前を流れる遠賀川はとてもきれいなのに、どうして川は汚れるのでしょうか」と問いかけられます。言葉がありません。下流の芦屋町に「遠賀川をきれいにしよう」という思いの人々が集まって清掃作業をしている事を伝えたいと思います。 今後、芦屋・若松クリーンキャンペーンを皮切りに、遠賀川流域では秋の河川清掃活動が住民団体によって開催されます。ひとりでも多くの方に芦屋海岸に流れつくゴミの情報を伝えていただき、ゴミを捨てない運動、川を大切に思う運動が広がることを願っています。 |
日 時 | 平成24年9月9日(日) 9時45分~12時 |
集合場所 | 芦屋町柏原漁協前 |
主 催 | NPO法人遠賀川流域住民の会 |
共 催 | 芦屋の自然を守る会・洞山保存会 |
第11回目を迎えた芦屋・若松クリーンキャンペーンに今年もたくさんのボランティアの皆さんが参加して清掃活動が行なわれました。大雨が降る度に遠賀川の下流にはたくさんのゴミが流れ着きます。河口堰では国土交通省が毎年たくさんの経費を使ってゴミの処理が行なわれています。しかし、大雨で川が増水し処理が間に合わずに河口堰を開きます。すると、怒涛のごとくゴミが海に押し流され、海岸に漂着ます。 ゴミによって、漁船のスクリューに絡みつくなどの被害が起こっています。また、海岸にたまったゴミで景観を損なうなど地元の皆さんに大変迷惑をかけています。さらに、海底ではゴミがたまってヘドロ化しています。この様な様子を遠賀川流域に生活する住民に知ってもらおうと遠賀川流域住民の会の呼びかけで「芦屋・若松海岸クリーンキャンペーン」が始まりました。遠賀川流域22市町村に呼びかけ毎年開催しています。 当日はバスを準備して、遠賀川上流の嘉穂や田川からも住民が参加します。団体や行政の中では20人~30人という集まりで参加いただいた団体もありました。開会式後、早速、なみかけ大橋、洞山。夏井ケ浜、若松海岸の4つのグループに分かれて作業が行なわれました。 遠賀川源流から参加いただいた方は「河口堰のゴミはすごいの一言です。このゴミの山を忘れないために毎年参加しています。10月は私たちの団体でも河川清掃活動を行いますが、芦屋町のことを地域の人々に語って清掃活動をします。」また、「1年に1度海岸を見て、海の幸を頂くのも楽しみです。この浜辺をみんなで守っていきたですね。」と話されました。 芦屋・若松海岸クリーンキャンペーンは遠賀川流域の人々の交流の場となっています。 ゴミの様子はこちらから(国土交通省遠賀川河川事務所ホームページより) |
参加いただいた団体の皆様
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開会式で波多江芦屋町長のごあいさつ。 |
お疲れさまでした。閉会式では、野口NPO法人遠賀川流域住民の会副理事長がごあいさつしました。 |