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水かんきょう教室

6月11日 飯塚市立伊岐須小学校 龍王・山・里・川の会

伊岐須小学校の校区を流れる遠賀川の支流、建花寺川は、地域の皆さんに親しまれています。この川の環境を考える市民団体「龍王・山・里・川の会」の皆さんを中心に、福岡県飯塚県土整備事務所、福岡県嘉穂・鞍手保健福祉環境事務所、九州大学大学院流域システム工学研究室の学生等、皆さんが講師なって4年生の120人が環境について学習する水かんきょう教室が6月11日に開催されました。

水かんきょう教室は身近な川について調査するもので、実際の水のきれいさを図ったり、川にどのような生き物が棲んでいるのか、川の風景や自然がどのように残っているのか、地域で環境問題に取り組んでいる団体がいるのか等、各コーナーごとに分かれて講師から話を聞いたり、実際に水質を図り、総合的に判断するもので、児童が感じたことを記入するものです。

当日は前日からの雨で建花寺川が増水のため、建花寺川に行くことはできませんでしたが、現地の水の水質調査や透視度計を使って透明度を調べたり、大学生が建花寺川に棲んでいる魚をとってきて、教室で児童が手に取って魚を調査するなど、室内でコーナーを設置して学習会が行なわれました。やはり大きなコイやアメリカザリガニは大人気で触っては歓声を上げていました。しかし、ブルーギルもいたので、先生から、ブルーギルは外来種で、もともと建花寺川に棲んでいる魚を食べてしまうので魚の生態が変わってしまうなどの話を聞きました。

「龍王・山・里・川の会」の坂本会長は、「今日は川が増水したため、川へ行くことができませんでしたが、講師の皆さんと川のことや生きものについて、自然環境のことなど想像力をたくましくして川について話をしてください」と話された。

児童の感想、
  • ブルーギルなどの外来種の魚がたくさんいると日本にいる魚がいなくなる。川が変わってくると、日本の風景が変わってくる。もっと川を大切にしないといけないと思った。
  • 建花寺川で鮭の稚魚を放流した時はゴミはなかった。きれいな川で生きものもたくさんいると思った。
 
   
   
   
   
   
   
   
   
 
 

   
   
   
   
   
   
   
   
   
ウシガエルのオタマジャクシ