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芦屋東小学校4年生 児童の発表会
地域と育む遠賀川環境シンポジウム
ーー東っ子と考える水辺の環境ーー
児童たちは何時間も練習して迎えた当日、学習してきた事を伝えられた喜びを感じていました。

1月16日(土曜日)芦屋町、芦屋東小学校4年生の児童は1学期から総合学習で学んだ「遠賀川河口堰・遠賀川魚道公園・水環境等」、取り組みの成果をまとめ、地域の皆さんに発表する「地域と育む遠賀川シンポジウム」を芦屋東小学校、九州工業大学環境デザイン研究室の学生の皆さん、芦屋町、国土交通省遠賀川河川事務所の支援を受け開催しました。

当日は、魚道班、河口堰班、草地班、水環境班と4つのグループで調べてきたことをそれぞれ発表しました。
児童たちは何時間も練習したよ、一杯覚えたよ、お話することが一杯でちょっと疲れたよなど、発表を終えた安心感と喜びで笑顔がとてもまぶしく、どの児童も喜びあふれていました。

会場から「魚道公園はよく散歩するけど、このような経過があることには知らなかった。今後は散歩するとき皆さんから教えていただいたことを思い出しながら散歩し、この公園を大切にしていきたいと思いました。ありがとうございました。」
また、取り組まれた先生方は、
 今回の取り組みは九州工業大学環境デザイン研究室の学生の皆さん、芦屋町、国土交通省遠賀川河川事務所の支援を受け、半年という長い時間で行なった。最初は魚取りができるから面白そうと取り組みを始めた子ども達も、調べることの面白さ、調べることの難しさが分かって、だんだんと目が輝き、成長している様子が分かってきた。そのポイントとして、
①自然を大切にしていこう。人の都合で作った河口堰で、魚が困っている。魚や生きものを助けることは人としての義務である。
②学ぶ力。調べること、調べたことを人に伝えることが大切であり、とても大変であることが分かったと思う。分かり易く人に伝えることが難しいことを実感しつつ、何十回も練習して今日の発表となりました。
③グループ学習。協力しあうことの大切さを感じ、一生懸命それぞれが頑張ってきました。
④感謝の心。調べていくことで子ども達は魚道公園は生き物にとってとても大切なものであり、自然を大切にしていこう。さらに、河口堰を作った人、それを動かす人がいることなどを学習する中で感謝の心が芽生えたと思う。自然や住んでいる芦屋町を大切にしていくことが地球全体の環境を守っていくことにつながる。
そして、自分にできることから始めることが大切。