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池の浄化作戦
飯塚川づきあい交流会

沼や池では流水が少なく、汚水やゴミで 底には硫化水素の発生を含むヘドロ等がたまり、気温が上がる夏など悪臭が漂い、周辺住民や生き物たちの生存が危ぶまれています。このような沼や池は地域にはたくさんありますが、その浄化についてなかなか手がつけられていません。

飯塚川づきあい交流会では、池の水質が少しでも良くならないかと検討し、遠賀川流域住民の会が水質浄化として川や水路に沈めている竹炭を使って、飯塚市筑穂にある池で浄化作業を地元の皆さんの協力を得て試みました。

4月19日(火)、ヘドロから発生する硫化水素を分解するために竹炭に製剤をうえつけ、一週間、乾燥しないように寝かせました。併せて現地の調査を行い、池の底の泥を取って硫化水素が発生していないか調べました。

4月26日、竹炭を現地に投入。地元の皆さんの協力で、池への出入り口を整備、カヌーに乗って竹炭を投入しました。併せて、池の流水口と池の上流の泥を採取して硫化水素が発生していないか調査しました。

今後、竹炭を投入後どのような変化が起きるのか、一カ月間隔で調査を行う予定だそうです。

19日、26日とも、池の底の泥の中に硫化水素が発せしていることを確認しました。
今回は、ヘドロから発生する硫化水素を分解し、池の底の土壌を改善し、もともと生存していた微生物を活発化することで水質の改善を試みます。採取場所は流水が

 

第1回 4月19日


 
 
   
硫化水素が発生していることが分かります。 
 
 


第2回 4月26日

 
地元の皆さんの協力を得て取り組みます。
   
(B地点) 池の奥の方になります。ヘドロを採取。  
 
(A地点)竹炭を投入します。 
 
  池への出入り口を整備、竹が覆い茂っています。 
 
カヌーが活躍。 
   
   
 
池の2カ所で硫化水素の発生状態を調査。A(流水口)の方が硫化水素の発生が多くみられます。 薬品を浸透させた竹炭。