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第10回 いけいけチャレンジ!遠賀川 開催

遠賀川河川事務所では遠賀川流域の学校で実践した水防災・水環境学習の成果を発表する「第10回いけいけチャレンジ!遠賀川」の発表会を3月1日(土)遠賀川水辺館で開催されました。

今回の発表会では直方市立下境小学校「発信しよう 私たちの遠賀川。小竹町立小竹北小学校「遠賀川研究会」。飯塚市立椋本小学校「博士と学ぼう!遠賀川大切にしよう遠賀川」。の4校が発表しました。(※水巻町杁小学校は児童がインフルエンザのためお休みされました)

児童たちは学んだこと、調査して比較して気づいたこと、自然と同じ条件で実験をして分かったことなど歌や劇、壁新聞など、様々に工夫して発表していました。そして、遠賀川が大切な川であること、ゴミが多く生き物にとっても棲みずらい川になっていること、河口堰では1500万円のゴミ処理費用が使われていることなどを発表、もっときれいな川にしていきたい、そのためには川を汚さないようにしましょうと参加者に呼びかけていました。

表彰式では光橋遠賀川河川事務所長から賞状と記念品と遠賀川さかなおやじこと渕上さんが作製された標本・・・
珍しい標本に児童たちは見入っていました。

主催者である光橋遠賀川河川事務所長は
川に接していると川は生き物だと実感することがあります。ゴミを捨てると汚れ、臭くなります。川に対して愛情持って接していくと、川はきれいになって、良くなっていくことを実感しました。皆さんの川について調べたことを発表いただき、これを機会に川のことをもっと知っていただき、川を大切にしようというきっかけになればと思います。
と話された。

直方市立下境小学校;テーマ 発信しよう私たちの遠賀川
 春夏秋冬を通して遠賀川で調べたことをクイズや歌・劇で発表。。
劇中で「川にごみがいっぱいある。川にごみ箱を置いてはどうだろうか。の意見に、ゴミ箱を置くだけでは川はきれいなならない。」と本当にきれいな川ってどんな川なのかについて考え、調査。川の植物や魚・鳥など遠賀川の生きもを調査や水のきれいさ、川のゴミなどを比較。川はみんなの大切な財産。みんなで川を大切にしよう。
と発表

小竹町立小竹北小学校;テーマ 遠賀川研究会
5年生は総合的学習で川について調査したことを、遠賀川研究所の博士と一緒に劇やクイズで発表。
山に近い上流の水、海に近い下流の水の水質調査、どちらがきれい。また、遠賀川には絶滅危惧種のメダカなどがいること、また、家で飼っていた魚などを川に放流すると昔からいる魚が食べられてしまうなど。川にはゴミがたくさん流れ、上流のゴミが河口堰に集まりその処理に1500万円かかるなど。人間の何気なくしている行動が川を汚していること。川にごみを捨てないで。
と発表。
岡垣町立吉木小学校;テーマ 汐入川は豊かな川なのか?
吉木小学校の近くを流れる汐入川の調査した事柄を壁新聞やクイズで発表。
汐入川の歴史や言い伝えられた事柄を調査。昔から川は大切にされてきた。上流や中流・下流の生きものや植物を調査することで川のきれいさがわかり、川が汚れている原因を調べた。上流はきれい、中流から下流にかけて家が多くなりゴミがある。ゴミがたくさんあると水が汚れる原因になるから、ゴミを見つけたら拾う。大きなゴミは大人の人に言ってきれいにしていこう。
と発表

飯塚市立椋本小学校;テーマ「博士と学ぼう!遠賀川」   
身近にある遠賀川のダムや堤防、土手が緩やかなスーパー堤防などについて調査。身近な石が川の上流・中流・下流での違いを、実験を工夫して発表。上流の石は大きく、中流・下流に行くほど石が細かくなっている様子がわかる実験。

感想
各学校の発表では、川の上流・中流・下流と比較し、違いが明らかになり、なんでだろう、どうしてだろうなどと、調べられていたのでよくわかりました。ゴミはテレビやタイヤなど上流から河口堰に集まってくる、川はつながっていること、住んでいる場所だけを考えるのではなく、上流・中流・下流と協力することの大切さを感じた。ここに集まった人たちが同じ気持ちになって大人も子供も協力することで素敵な遠賀川になっていくと思う
 
 
   
   
   
直方市立下境小学校;テーマ 発信しよう私たちの遠賀川   
   
小竹町立小竹北小学校;テーマ 遠賀川研究会   
   
 岡垣町立吉木小学校;テーマ 汐入川は豊かな川なのか?  
   
飯塚市立椋本小学校;テーマ「博士と学ぼう!遠賀川」   
 
 
   
   
   
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 記念品は