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自然共生地域座談会in筑豊

3月18日、飯塚市立立岩公民館で「平成25年度 自然共生地域座談会in筑豊〜筑豊の自然を楽しむ〜」が約30名の参加で開催されました。主催した筑豊地区地域環境協議会は、福岡県(嘉穂・鞍手保健福祉環境事務所、飯塚農林事務所、直方県土整備事務所、田川県土整備事務所、飯塚県土整備事務所、北九州教育事務所、筑豊教育事務所、福岡県立英彦山青年の家)直方市、飯塚市、田川市、宮若市、嘉麻市、小竹町、鞍手町、桂川町、香春町、添田町、糸田町、川崎町、大任町、赤村、福智町、福岡県地球温暖化防止活動推進委員)で構成、筑豊の自然環境や環境保全に興味のある団体や個人に呼びかけ、伝えたい、残したい筑豊地域の素晴らしい自然・人・風景などを話し合いました。

話題提供として福島優氏(NPO法人グリーンシティ福岡)が「九州自然道を歩くとして」皿倉山からスタートした九州自然道をスライドで紹介。
皿倉山→尺岳→福智山→ます渕ダム→平尾台→仲哀トンネル→大坂山→赤村へと厳しい横断を行ないながら、その時々に見せる厳しい人をも寄せ付けい自然の中で、山に沈む夕日やのぼる朝日に、ほんわかとした気持ちになる。自然から大きな頂き物をした喜びを感じる。
と話されました。

植田周平氏(環境省自然公園指導委員)は「英彦山に育成する植物」として、英彦山の厳しい自然の中で生育している植物や、それらを保全するための取り組み等をスライドで紹介。
シカや人の手によって英彦山の植物が絶滅危惧ⅠA類(今後10年間、もしくは3世代のどちらか長い期間を通じて、80%以上の減少があると予測される)が多くなっている。貴重な植物で、シカや人の手の届かないところに育成して残っている植物も多い。
と話されました。

座談会では、進行を志賀壮史氏(NPO法人グリーンシティ福岡)によって、「誇りたい郷土の自然・風景・人々」をテーマに4〜5人のグループに分かれて話し合われました。

志賀氏は、知ること、つながること、やってみることが大切。地域の人々が連携して取り組むことができたらよいのでは、と話された。