平成17年2月吉日

各　位

　　　　　　　　　　　　　　　　「鳥がさえずる緑の回廊」植樹会実行委員会

会長　　渡辺　真一
 

　　　趣 意 書

 若松区響灘埋立地は緑のない広大な平地が拡がっています。

この地には技術集積の町、北九州市の将来を担うエコタウンが立地し、沿岸部には風力発電用の風車が設置され、海からの風を受けて力強く回っています。

平成16年、2,000ヘクタールもの埋立地に木を植えて、鳥がさえずる緑の回廊にしようという計画が持ち上がりました。そして、今、市民の間でこの計画を実行に移すべく広範な合意形成がなされてきました。

この埋立地が緑豊かとなり、そこに鳥や虫など多様な生物の生息空間が形成されることで、市民の憩いの場、楽しみの場ともなり、世界の環境首都をめざす本市の環境対策の拠点となりうるものです。

緑豊かな大地を次世代に引き継いでいくためにも、この活動を大きな市民運動として進めていきたいと考えています。

木を植えることによって自然の大切さを学び、美しい景観を自ら作り、地球規模の環境問題に取り組んでいきたいと願っています。

皆様の暖かいご支援とご参加をお待ちしています。